2006年2月 8日 (水)

3クール目

否応無しに3クール目突入です。

短く刈り込まれた髪の毛も、全脱状態です。かろうじて眉毛が半分少々残っているくらいです。

いつものように、二日間に渡る点滴が終了しました。

案の定、3日目から激しい吐き気がします。

私は2クール目に便秘をしたせいで、このクールに入る前に

「便秘したら嫌だから、あまり食べないでおこう・・」

と思い、副作用が起こる前から食事を少なめに。

しかしこれが大失敗・・。

間抜けな私は、根本的に間違っていたのです。便を出す為には繊維質をたくさん取らないといけないのに。いったいナニやってるんだか・・。

吐き気に空腹のような倦怠感まで襲い、全身に力が入りません。ベッドに横たわり汚物入れを握り締め・・。あまりに苦しいので看護師さんにお願いして吐き気止めの注射を打ってもらいました。

4日目以降からは激しい関節痛が始まります。最初に全身の筋肉痛が起き、だんだん末端に移動していくような感じ。

指先がしびれてリモコンもつるつるすべります。確実に薬が全身に回っている・・。しかも全身の神経を次々に破壊しながら、ガン細胞も殺していく・・。

このクールになって、本気で化学療法の厳しさを心底味わうことになりました。

で、問題なのは、あと3クール追加でやるのかどうか。

これについては本当に悩みに悩みました。

確かに抗癌剤は全身に与えるダメージが大きいので、長く続ければそれだけリカバリーも遅くなります。

でも、もし再発したらまた化学療法を繰り返すことになる・・でも6クール受けたとしても、再発しないという保障はどこにもありません。

しかも、この3クール目に苦しい思いをしてしまったので、

「もう治療はこれで終わりにしてしまいたい」

という弱気な気持ちで一杯になりました。

母親にどうしたらいいか聞いてみたら、病気を治すためには6クール受けて欲しいけど、つらい治療を見ていると頑張れとも言いにくい・・そんな雰囲気でした。

相方に聞くと、同じような言葉。イライラして思わず声を荒げて言ってしまいました。

「そんなこと言われても、楽な方に逃げたいに決まってるやん!3クールで終っていいんやったら終りたいに決まってるやん!自分ではどうしたらいいか分からんから聞いてるんやろ!」

本当は自分でも分かっていたのです。自分自身のことなのだから、自分で決断しないといけない。

でも、私はもう入院生活が本当に苦痛だったのです。

1人で散々悩み、もし再発したらどうなるだろうかと考え続けました。

再発したら、また手術しないといけない。

再発したら、また化学療法を一から受けないといけない。

再発したら、また我慢を重ねないといけない。

再発したら、また両親や家族に迷惑をかけないといけない。

・・私はまだ若い。(多分)

このくらいの治療で根を上げてる場合じゃない。

先日お会いした先輩ガン患者のTさんがおっしゃった言葉・・。

「これからは一日一日悔いの残らないように過ごさないとね!」

Tさんの苦しい闘病を思い出し、やらないといけないという思いが少しずつ強くなり始めました。

結局主治医の勧めを受け入れ、

「あと3クール追加します」

と声高らかに(ウソ。嫌々)宣言したのでした。

続く

******きょうのごはん******

020802

鶏肉だんごの生姜あんかけ きんぴらごぼう わかめスープ

鶏肉だんごは、山芋をすりおろしてカリッと焼きました。

******きょうの相方のお土産******

020801

叶匠寿庵の草もち

たっぷりのきな粉と黒蜜をタラ~とかけて味わいます。ウマ~

| | コメント (15) | トラックバック (0)